なかなか聞きにくい!家族葬について家族で話し合うタイミングはいつ?

突然の病気や不慮の事故でないかぎり、ほとんどの場合は健康なうちから実際に死をむかえる前に数年から十数年の時間的ゆとりがあります。本来ならばこの時間が正しい意味での終活期間であり、理想の家族葬について家族ときっちり話し合うためのチャンスとも言えるのですが、メインテーマが死であるだけに、どうしてもネガティブな雰囲気になってしまい、お互いに本音が言えなくなってしまうものです。

しかし、心理的に話しにくいテーマであるからこそ本当は家族で話し合うべきであり、本人と家族の間で理想を共有しておくことが大切なポイントとなります。もちろん、デリケートなテーマであることに変わりはなく、話の流れ次第では本人のプライドを傷つけ、あらぬ誤解とわだかまりを生んでしまう可能性があります。

葬儀は本来、家族の対立の場ではなく、むしろお見送りというプロセスを通して個人と家族の絆をより深めるための儀式です。最後の最後まで悔いが残ることのないよう、いざそのタイミングがきてしまう前に、さりげなく家族葬の話し合いができる空気をつくることからはじめてみましょう。何よりも大切なのは、葬儀の主役である本人の理想を最優先に考えることであり、家族の事情を一方的に押しつけることではありません。